悪い歯並びって矯正しなきゃだめ?歯並びの乱れが引き起こす体への影響について|名古屋駅の歯医者|名駅ファイン歯科・矯正歯科

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悪い歯並びって矯正しなきゃだめ?歯並びの乱れが引き起こす体への影響について


悪い歯並びには、上顎前突(じょうがくぜんとつ)や下顎前突(かがくぜんとつ)、叢生(そうせい)など、いろいろな種類があります。


詳細については以前のコラム「歯並びにもいろいろある?悪い歯並びの種類について|矯正がおすすめな歯並び」もあわせてご確認ください。


今回は、こうした悪い歯並びを矯正した方が良い理由や歯並びの乱れが引き起こすお口や体への影響について、名古屋市中村区の名駅ファイン歯科・矯正歯科が解説します。


悪い歯並びは、健康への影響が意外と大きいのです。

これを機に正しい知識を身に付け、適切に対処していきましょう。


■悪い歯並びによる体への影響


悪い歯並びによる直接的な影響は、咀嚼機能の低下です。食べ物を効率良く噛めなくなることから、硬い食べ物や弾力性の高い食べ物などを苦手と感じるようになり、食生活に偏りが生じることがあります。


その結果、あまり噛まずに飲み込めるものばかり好んで食べるようになるため、お口の機能が低下していく点に注意が必要です。その他、悪い歯並びには、以下に挙げるような体への影響が懸念されます。


◎胃腸への負担が大きくなる

悪い歯並びによる咀嚼機能の低下は、食べ物を細かく噛み砕くことができず、胃腸への負担を増大させることがあります。


それに伴い胃腸の調子が悪くなったり、消化不良でお腹を下しやすくなったりすることもあるでしょう。同時に、十分な栄養を吸収できず、全身の健康にも悪影響が及びます。


◎口臭が強くなる

悪い歯並びは、歯ブラシで磨きにくい部分が多いです。食べかすや歯垢、歯石がたまり、細菌の活動が活発化することで、口臭が強くなりやすいです。特に歯が重なり合っていたり、ガタガタの歯並びである叢生の方は、歯磨きがしにくいので口臭を感じやすい場合があります。


◎歯周病やむし歯のリスクが上がる

口内細菌が繁殖して口臭が強くなっているということは、歯周病やむし歯の発症リスクの上昇を意味します。実際は、歯並びが悪い人は良いと比べて、歯周病やむし歯の発症リスクが高くなっています。


◎歯の破折や摩耗が起こる

私たちの歯は本来、上下で噛み合う部分が決まっています。正常な歯並びであれば、すべての歯が適切な位置で噛み合っており、噛んだ時の力を均等に受け止めることができます。


しかし、悪い歯並びだと噛み合わせも乱れていることから、特定の歯だけに強い負担がかかります。具体的には、1本だけ飛び出していたり、噛み合わせが深くなっていたりするケースでは、歯の破折や摩耗が起こりやすいです。これらは歯の寿命を縮めることにつながっていきます。


◎歯ぎしり・食いしばりが誘発される

歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖は、ストレスや緊張に加えて、悪い歯並び・噛み合わせが原因となることも。


上下の歯が適切な位置で噛めていないので、それを無意識に調整しようとしたり、強いストレスを感じたりすることで歯をギリギリと擦り合わせてしまうのです。


◎顎関節症になりやすい

顎関節症は、日本人に比較的よく見られる病気です。


顎の関節に痛みや腫れ、口を開ける時にカクッとした症状などをもたらす病気で、食べ物が噛みにくくなったり、お口を大きく開けられなくなったりするため、積極的な治療が必要となるケースも珍しくありません。


そんな顎関節症は、悪い歯並びや噛み合わせがひとつの原因となりやすいです。特定の歯だけ強く噛む状態だと、その負担が顎の関節へと及んでいくからです。そこに歯ぎしりや食いしばりが加わると、顎関節症の発症リスクはさらに高まります。


◎顔に歪みが生じる

悪い歯並び・噛み合わせを放置していると、顔の筋肉や骨格のバランスが崩れて、顔貌が左右非対称になることがあります。上顎前突や下顎前突に由来する口ゴボやしゃくれも顔貌に悪い影響を与えたり、コンプレックスと感じてしまう方もいます。


■悪い歯並びを治すには矯正が必要?


悪い歯並びは、自力で治すことはできません。


最近では、セラミックを使った歯並びの治療が注目を集めていますが、悪い歯並びを根本から改善するのであれば歯列矯正が必要となります。


マウスピース型矯正装置やブラケット装置を使って歯を動かし、理想的な歯並び・噛み合わせを目指します。そうすることで悪い歯並びによる体への影響のほとんどは解消できるでしょう。


装置が目立ちやすいブラケット矯正(表側矯正)が嫌でなかなか一歩踏み出せないという方は、透明なマウスピースを使うインビザラインでの矯正や、歯列の裏側にブラケットを装着する舌側矯正を検討してみてはいかがでしょうか。


■まとめ


今回は、歯並びの乱れが引き起こす体への影響について解説しました。


悪い歯並びを放置していると、消化不良、口臭、歯の破折、顎関節症、歯周病・むし歯リスクの増大など、さまざまなリスクが生じるため、歯列矯正で根本から問題を解決することは健康への大きなメリットにつながります。


そんな悪い歯並び・噛み合わせによる症状で悩んでいる方は、いつでもお気軽に名古屋市中村区の名駅ファイン歯科・矯正歯科までご相談ください。当院ではブラケット矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、舌側矯正のすべてに対応しています。


名駅ファイン歯科・矯正歯科
院長 歯科医師
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