日本口腔外科学会専門医による口腔外科
日本口腔外科学会は、親知らずの抜歯などの外科手術を専門にしている学会です。この学会の専門医の資格を有し、知識や経験が豊富な歯科医師が処置を行いますのでご安心ください。
治療内容
親知らずの抜歯
親知らずは痛みやむし歯などがなく、まっすぐ生えていれば問題ありません。しかし斜めに生えたり、歯ぐきの下で横向きに生えていたりして手前の歯を押したり歯ぐきの炎症を起こしたりしている場合は抜歯をおすすめします。歯ぐきを切開して抜きますが、その際、近くの神経などを傷つけないよう十分注意します。
歯牙移植
歯を失った場合、ブリッジやインプラントに並ぶ選択肢として歯牙移植があります。多くは自らの奥歯や親知らずを抜歯し、失われた部分に移植します。「提供歯(ドナー歯)」の周囲に存在する歯根膜に含まれる骨と歯をつなぐ再生能力の高い細胞が移植により活性化し、定着します。歯牙移植による歯の寿命は約10年といわれます。
顎関節症
口を開こうとすると耳の穴の前にある顎関節や顎を動かす筋肉が痛む、大きく開けられない、カクカクと音がするなどの症状がでます。一生の間、2人に1人は経験するといわれるほど身近な病気です。関節や噛み合わせのずれ、ストレスによる筋肉の緊張、生活習慣などさまざまな要因が複合的に重なって起こります。